私はネパール旅行に出発する前に、偶然図書館で「世界の絶景」みたいな写真集にこのパタンを見つけました。
カトマンドゥの谷・パタンのダルバール広場。
幻想的な雰囲気がすごく美しい。
「地球の歩き方」にもパタンの美しい写真がありました。
こちらも四重や五重の屋根を持つ建物が並び、中国っぽい印象。
友人は過去に中国のそういった幻想的な街へ足を運んだことがあり、このパタンにもぜひ行こうと決めていました。
夕暮れの幻想的な街が見たくて、旅行初日の夕方を狙っていたのです。
ここで、これまで旅日記を読んでくれていた方は気付いたかもしれません。
また「ダルバール広場」が出て来ましたね。
実はダルバールというのは「宮廷」という意味で、かつてネパールには3つのマッラ王朝というのが並んで君臨していたのだそうです。
それぞれの首都がカトマンドゥ、パタン、バクタプルで、ゆえにダルバール広場は3箇所にあるのです。
さてそのパタンのダルバール広場を目指す我々は、タクシーに乗りました。
また危険な移動の始まりです。
パタンに近づくと道が細く、地面がボコボコになっていて、軽自動車ではしんどいことになっていました。
地図ではカトマンドゥのダルバール広場からそれほど遠くないと思っていましたが、思ったより時間がかかりましたね。
到着して、例の四重、五重の塔や、ちょっとタイっぽいとんがり帽子型の寺院が並んでいるのを観ました。(これは石造りの寺院らしいです。)
なるほどカトマンドゥとは少し違い、「地球の歩き方」の写真と同じ感じがしました。
さてまだ夕方にしては明るかったので、広場が見える喫茶店(2階)でお茶を飲んで休憩しました。
外を眺めていると、何となく建物に生えている苔か草らしきものが気になりました。
何か屋根がミドリだ。
そして店を出している人、道行く人などをじっと見下ろしていると、何だかここは人が多すぎて幻想的とはほど遠いような気分になって来ました。
うまい具合に夕暮れになってくれれば良いが。
しかしそれも期待しているうちに、いつの間にか暗くなってしまいました。
そろそろ薄暗くなってきたかなと、店を出た時にはちょっとタイミングが遅かったようです。
残念ながらいい感じの雰囲気は楽しめませんでした。

まぁしかし、こんなもんだろうということで我々はパタンから再びタメル地区へと帰りました。
帰りはもちろんタクシーでしたが、これがまた誰が急いでくれと言ったわけでもないのに、やたらスピードを出すドライバーでした。
クラクション鳴らしまくりで無理やり列に入ったりするんで、これは危険だと感じました。
私はこの旅で、タクシーほど危険な乗り物は無いということが分かりました。
まったく、空飛ぶ飛行機の安全なこと。
旅人の集まる夜のタメル地区は、にぎやかに音楽などが聴こえてきて楽しげな雰囲気でした。
私は友人とフットマッサージに行き、ちょっと小奇麗なお店でネパール料理のダルバート・タルカリ(下の写真)を頂きました。
味はあんまり覚えていませんが、量が非常に多くて全部食べきれませんでしたね。豪華でした。
知人がおすすめしていたモモという、水牛の餃子はなかなかおいしかったです。(日本で食べたときは少しラム肉のような臭味があったけど。)
そしてこの旅でずっとお世話になる「エベレスト」ビール。これが一番うまかった!
あとお店の人が「ネパリザケ」と言って注いでくれた地酒もすごかった。
土で焼いたような小さいおちょこに、高いところから注いでくれるパフォーマンス。「ロキシー」というらしい。
口に入れた瞬間蒸発してしまうような感じです。私は1杯で満足。(2杯飲んだ友人はホテルに帰ったとたんに寝ました。)
何となく贅沢をした気分になった、初日の夜でした。

(つづく)
ナマステー!n.gondorffです。
あけましておめでとうございます。
今年もぼちぼち己志を更新していきたいと思います。
しかし2008年もネパールネタを引っ張るとは、我ながらあっぱれです。まだ1日目の内容やし。
まぁあいだにライブレポートをかましてしまった私が悪いのですが。今月は天野月子「ひ・め・は・じ・め」に行きます。よろしく!
さてこの旅のこともだいぶ忘れてましたが、先日偶然図書館でネパール本を見つけて読みました。(図書館好きですみません。)
瀬尾里枝「OLときどきネパール人」。
最初は何だかリッチでちょっと潔癖な女性の旅行こぼれ話かと思いましたが、なかなかアグレッシブにネパールの人達と交流を始め、ラジュというネパール人の友人達とつるむようにまでなって行きます。
このラジュがまたタクシーのドライバーをしていて知り合ったのですが。
ネパールの、特にカトマンドゥを旅した私には、その街の様子やネパールの人達の姿が想像できて、非常におもしろく読めました。
また旅行だけではわからない、文化や慣習の違い、ネパール人の若者の実態まで、親交の深い著者のおかげで垣間見ることができます。
大学教授に会ったり、元外交官に会ったり、なかなかすごい日本人女性でした。
ネパールやアジアに興味のある方は一読するとおもしろいです。すらすら読めてしまいますよ。
正直、また行きたくなってしまいました。でもまぁネパールにこだわらず、いろんな国に行けたら良いですね。
英語勉強しよー。
(旅行記はつづく)
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