己志

私(n.gondorff)が本や映画などの作品にふれて感じたこと。イベントなどのレポート。時には創作劇“己志水滸伝”をお届けします。

天野月子ジャージタイプ

7月27日、天野月子のライブに行って来ました。
「アマフェス2007〜スペシャルデー〜」
念願のつっこさんのライブ初参戦でしたが、2日あるうちの1日目だけの参戦となりました。
だいたいチケットの発売ってのは朝の10時ですから、仕事中にチケットの予約なんかできませんわな。
本当は2日目が土曜日だったのでそちらに行きたかったのですが、予約に失敗してしまいました。
で、がっくりしていたのですが、よく見ると開催場所が鶯谷にある「東京キネマ倶楽部」というところ。
次のライブがいつになるかわからないし、仕事終わってから途中参加でもいいかと思い、1日目の方を予約しました。
初めに言っておきますと、今回のライブは失敗しました。
n.gondorff、この夏最大の失敗です。
にわかファン爆発でしたね。

天野月子のライブに行くとなって気になったのは、どんな客層なのかということでした。
初めて彼女を知ったときは女のビジュアル系だという風に聞きましたが、確かに見た目はそんな気もするが、違うような・・・という感じで。
そしていろんなバラエティにとんだ楽曲を唄う人なので、ライブは果たして激しいのか、暴れるのか、聴かせる系なのか、泣かせる系なのか。
私はここにきて仕事の疲労のせいか、持病の腰痛が悪化しており、激しかったらどうしようとか考えていました。
「東京キネマ倶楽部」とかいうのも変わった場所にあるし、もしかして「Love Dealer」のPVのような、古い劇場みたいなところだったらどうしようとか考えて。(それはかなりおもしろいけど。)
さて27日は仕事を少し早くあがらせてもらってライブに行きました。
鶯谷というところは噂以上にラブホテルがいっぱいありましたね。ウチの会社の先輩が住んでるそうです。何か「うぐいす」って名前と関係あるのでしょうか。
まぁそんなことより、「東京キネマ倶楽部」は予想通りちょっとレトロな感じの建物内にありました。
鶯谷自体小さな駅で、南口を出て地図を頼りに橋を渡ったところ、すでに橋の向かいに行列が並んでました。
まさかとは思いましたが、アマフェス参加者の列です。駅とすごく近かったんですね。
まだ入場整理中で、私もその周辺で待機しました。
客層。目の前にどう見てもオタクなおじさんが二人。チケットを手にもっている。
列を見ると結構若い。やっぱり女性も多い。
まぁ平日ということもあり、学生が多かったかもしれませんね。
建物に入るとエレベーターで6Fの会場「東京キネマ倶楽部」まで上がりました。
手始めにいきなりグッズを購入。キューブリックかわいー!!(上の写真。ちなみに、つっこさんのブログ「爆音生活」を意識してみた。)
6Fの二階席は満席。5Fの会場に入ると、意外と広かったです。ドリンクカウンターやロッカーも繋がっていました。
今回は仕事帰りで荷物もありましたが、何となく荷物をロッカーに入れるまでも無いかなと思ってそのまま持つことにしました。
(このレポート用に曲順をメモろうかとも思い。)

さて、ライブはつっこさん本人によるアナウンスののち、始まりました。
やっぱりおもしろい人だ。
私は話し声も姿も初めて見るので、最初は本人かわかりませんでしたが。暗かったし。
聞き覚えのあるオープニングSEが流れると、またもやつっこさんの声が。
いつもこんな感じなのかな。
そして登場するとつっこさんはアコギを弾きながら唄い始めました。
メンバーはコーラス、ピアノ、チェロにSeptemberの3人、ギターにしっしーこと宍倉さんという5人編成。

あなたが切り揃えている 私の黒髪は

いいですねぇ。天野月子の生歌声。ホンモノや。
ただ恥ずかしながら、私は歌のタイトルをあんまり覚えていませんでした。メモるのは歌詞。
2曲目は「早速みんなで唄いましょう」といって「スナイパー」。
あぁ、アコギでスナイパーなんや。
つっこさんのライブはこうやって弾き語りみたいにやっていくんやなと思いました。なかなかこういうライブも良いですね。
(飛び跳ねないライブ(コンサート)はずっと前に行った倉木麻衣以来。)
時々してくれるトークも、何か独特の間(たっぷり)を持っていてすごいですね。
そのせいか、お客さんも何となく上品でおとなしい印象を受けました。
私の感動MAXは6曲目の「月」でしたね。
チェロも良いし、つっこさんの感情たっぷりの唄いっぷりにはやられました。
そして「Howling」良かった。
CD買おうと思いました。
つーかウマ・サーモン本気で買うべきだったと後悔しました。
完売だそうです。
カップリングベスト。なんで3000枚限定なんだよ!ちくしょー。
ライブに足を運んだら欲しくなるに決まってるのに。これも重大ミスですね。もうオークションしか道は無いのか・・・。

そんなところでピアノのQoonieさん以外のメンバーが退場し、二人の合作という「砂」が唄われました。
Qoonieさんもまた歌うまいなぁ。何か今までと違う感じがしました。
続いて唄った曲が、えらい短かったのです。たったワンフレーズだけで終わり。
そして「ナインちゃんの登場です。」
といってつっこさん達はどこかへ行ってしまいました。
舞台の照明も消えて何か音楽が流れて、後ろからは「ドリンクを交換していない方は今のうちにどうぞー」という声が聞こえる。
あぁ、セットが変わるんだなと思いました。
終わるには早すぎるし、これからちょっとしたショー的なものが始まるのか。つっこさんのお色直しなのか。
そう思ってるうちに、暗い舞台の上に女の子がぞろぞろと現れました。
ナインちゃん?
思わずメモった。
最初、なぜかキャバ嬢だと思いました。
つっこさんのバックダンサーなのか?
「Love Dealer」こんなのだっけ?もしや全員オカマ?
照明が点くと、彼女達はここぞとばかりに歌い始めました。
何だこの、こみあげてくる恥ずかしさは。
突然アイドルのショーが始まったのだ。
お客さんもほとんどボー然としていました。苦笑いがちらほら聞こえてきます。
時に手拍子なんかが始まったが、私はそういうノリは好かん。
それでもあの子かわいいなとか目が忙しかったけど。アイドルらしくやっぱり口パクやし。
これはつっこさんの演出なのか?
彼女達は残念ながら惜しみなく2曲目を披露した。
そして、「アルバムの発売が決まりました。」
「これからも応援よろしくお願いします。」と言って去って行った。
彼女達のグループ名がナインだったのか。
ははーん、プロモーションだな。
この「東京キネマ倶楽部」と関係があるのか、あるいは「音倉レコード」か?
演出としてはおもしろいが、なかなか複雑な気分だったさ。
まぁそのあとまたセットがごそごそと移動され、ベースをチューニングする音などが聞こえた。
これは間違いなく、次はバンド形態で演奏が始まるということを予感させた。
やった、ついに来た。ハジけるかー!

つっこさん、バンドメンバーと登場。
パーマの髪を束ねて、完全にロックな格好。
照明が真っ赤になって爆音が響く。
カッコイイ!これが天野月子のライブなんだな。そう思った。
・・・が、この曲は知らない。
「Aランチです。」
「初めての方もよろしく。」
彼女の言ってる意味は最初わからなかった。
ユニット名がAランチなのね。たぶん天野のAだね。
カッコイイがしかし、2曲目も知らなかった。
私はうっすらと気付いた。
これは天野月子の、別のバンドなのでは?
続いて「ファーストフードから2曲」とか言ってたので、明らかに私の知らないアルバムの曲だ。
く、くやしい・・・。
まさか天野月子が別のバンドを率いていたとは。
いや、そういえばそんな情報聞いたことがある気もするが、ブログにも何にも書いてなかったじゃないか!
音楽は激しくてカッコイイのだが、私は悲しいぐらいにノれなかった。
メモだけは取っていたが、時間だけが過ぎた。
「今日はやっすんが来れなくて・・・」
誰だかわからない。
あんまり熱くない。会場はこんなに激しいのに、私は汗をかいてない。
え、何でみんな知ってるの?とか思ってしまった。
これはいわゆる不完全燃焼だ。
私は今回、ライブの半分を楽しむことができずにとうとう終わってしまったのだった。
最後の曲はZIGGYの「グロリア」だった。ちょっと知ってるけど、か、歌詞が微妙だ。
アンコール。
みんなのリクエストで、人魚、ミサイル、MISTYという3曲もやってくれた。
ミサイルはいい曲だ。さすがに2回目だからちょっとわかってて嬉しかった。
しかし私はライブ終了後、しばしボー然といった感じだった。
右耳だけは爆音でつぶれていた。
だから「アマフェス」だったんだ。
なるほど確かにフェスだ。3組も登場した。
よし、とりあえず、私はAランチのCDを買いに並んだ。

帰宅後は早速ネットでいろいろと調べてみました。
「A LUNCH」は天○○子がボーカルの、期間限定ユニットらしい。
何で事前に情報を仕入れてなかったんだ、俺のバカヤロー!
購入したCD聴くとめちゃくちゃカッコイイし。
それに人魚、ミサイルは天野月子の曲だった。どうりでどこかで聴いたことがある気がした。
「ウィノナ ライダース」という、カップリングベストにしっかり入っていた。
私の悪いくせで、ダビングしたMDにラベルを貼っていなかったため、長い間紛失して聴いていなかったのだ。
A LUNCHの時心の中で、天野月子の曲をやってくれ!と祈っていたが、やってたんだ。
そうだ、ライブに来るのに、カップリング曲は知らないとか言ってる場合じゃ無かったのだ。
今回つっこさんが披露した「梟」「風船」なども、シングル5枚同時リリースだったので、アルバムには未収録できちんと聴いていないし。駄目だこんなんじゃ。
さらに調べると小さな衝撃。
9nineというアイドルグループ、彼女達が歌っていた曲も、天野月子が楽曲提供していたのだ。
てゆーか、つっこさんすごいぜ。
「白い華」。アイドルのHPを見て、めっちゃ良い歌だと思った。
しかもウマ・サーモンには別アレンジが収録されてる!きぃーーー!聴きてぇ!
いろんなことがわかると、今回のライブはすごかったのだということがわかった。
9nineにA LUNCHが登場するわ、その中で天野月子の曲「人魚」「ミサイル」を披露するわ。
熱狂的ファンだったら涙モノでしょう。
ちくしょー。
私は今回、とんだ大失敗をしてしまいました。
しかし、次は絶対リベンジしてやろうと思ってます。こんな失敗は辛いけど、なかなか良い失敗なのではないかな。
間違いなく次に繋がってると感じた。
プレイボーイズというのがつっこさんを支える最強バンドメンバーらしい。
あぁ、それは2日目だったのか。
めちゃくちゃ行きたかった。「鮫」聴きてぇよ。
ホンモノのファンの方にはこんなレポートでは「ダメダメだな」と思われるでしょう。
残念なことと、新たな発見と、また一つ勉強させてもらいました。
耳がつぶれるほどの爆音は久しぶりだったし。
次は絶対楽しむぞ!

あ、そういえば、
> 客層。目の前にどう見てもオタクなおじさんが二人。チケットを手にもっている。
あれって9nineちゃんのファンだったのでは!?
だから「アマフェス」だったんだ。
(おわり)

アマフェス

「アマフェス2007〜スペシャルデー〜」曲目
天野月子
1. カメリア
2. スナイパー
3. スパイダー
4. Stone
5. 刺青
6. 月
7. 梟
8. 風船
9. 国道
10. Howling
11. 砂/QT

9nine
1. パレード
2. 白い華

A LUNCH
1. A LUNCH
2. JET SCREAM
3. TENDER JAPAN
4. Slowly life
5. BEAST BEAT BEATNIKS
6. IROBO・KE・ROBO
7. 人魚
8. ミサイル
9. BOOSTER ROCKET
10. MISTY
11. GLORIA/ZIGGY

〜アンコール〜
12. 人魚
13. ミサイル
14. MISTY
※自信が無かったところはファンサイト、ならびに各ライブレポートを参考にさせていただきました。

テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

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n.gondorff
  • Author: n.gondorff
  • もとは西国出身。
    現在江戸に下宿。
    2006年より「己志」の執筆に取り掛かる。
    ご意見・ご感想はこちら
    【bluegondorff@hotmail.co.jp】
    までどうぞ。

    ※上の絵について紹介している記事はこちら

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