己志

私(n.gondorff)が本や映画などの作品にふれて感じたこと。イベントなどのレポート。時には創作劇“己志水滸伝”をお届けします。

どーも、n.gondorffです。
相変わらずポツリポツリと、気が向いたときだけ更新を行なっております。
でも気付けばこの思いつきブログも、100回目の更新を終えました。これも時々読みに来てくださる皆様のおかげです。
今回は書こうか迷ったのですが、先月末に行った日帰り小旅行について書きましょう。
と、その前に・・・

今回のGO!GO!7188「まなつのツアー」には残念ながらチケット入手できず、参戦できませんでした。
14日に渋谷公演があったそうですが、参加された方は楽しんで来られたでしょうか?
そして先日公式HPを見て知ったのですが、「京都大作戦2007 〜祇園祭とかぶってごめんな祭〜」は台風のせいで中止になったそうですね。
楽しみにしていた友人がいたので、非常に残念です。かなりやる気なくなってるみたいでした。
出演アーティストが彼の好きなバンドばっかりだったので。ごっつかわいそうやなぁ。
京都で野外フェスということで、私も感想を聴くのを楽しみにしていたのに、残念無念。
とりあえず私は来週、かろうじてチケットが入手できた天野月子のライブに行ってきます。こうご期待。
あと11月には別の友人が大好きなSIAM SHADEが一夜限りの復活ライブを行なうそうですね!これはぜひ行きたいっす。

で、仕方ないので久しぶりにイベント館の記事を一つ。
先日、友人達と3人で、たまには車で温泉にでも行こうという話になりました。
友人の一人が翌日仕事だったので残念ながら日帰りでしたが、天気も悪くならず、無事決行しました。
朝から日野市にある友人の実家へ一緒に移動し、車に乗り、温泉を目指します。
行き先は最初山梨県の河口湖方面ということにしていましたが、友人が何度か行ったことのあるというオススメの温泉ほったらかし温泉へ向かうことにしました。
名前もおもしろいですが、地元の穴場だったところが、最近はそこそこ有名になったそうです。
人気の秘密はその露天風呂にあります。甲府盆地の絶景が見渡せる場所に露天風呂があるんですね。
車で向かうこと数時間、ちょうどお昼には山梨県の目的地付近に到着しました。
近い!東京から高速使うと、本当にすぐですね。
また一つ、山梨県が身近になりました。初めて行ったんですけど。
山梨県と言えば、私の中の密かなブーム「風林火山」の舞台である甲斐の国ですね。
高速のパーキングなど、ところどころで旗が立っていたりしました。でも思ったより観光客がいる感じでも無かったですね。
その山梨に到着して、お昼ご飯を食べることなく温泉に直行しました。
場所はおかしなところにあって、笛吹川フルーツ公園というところを突き抜けたところにありました。
フルーツ公園周辺は街灯もさくらんぼやぶどうの形になっており、いたるところに農園があり、時々直売をやっていて、桃が、桃が、安い!!
ちょうど今が旬みたいやし。ちょっとあとで買おうやと言いながら、道を進みます。
途中、「カーナビだと間違って案内されます」みたいなややこしい看板、トラップをくぐり抜けて到着しました。
ほったらかし温泉。

いやぁ真っ昼間からの温泉もいいもんですねー。
「あっちの湯」と「こっちの湯」の二つがあり、「あっちの湯」に入りました。ネーミングもほったらかしかい。
お湯は温めで心地よかったです。
そして本当に眺めが良かった。
曇り空だったので、残念ながら富士山はよく見えませんでしたが。
夜来ると、街の夜景が観れてもっと良いという話でした。
帰りが遅くなってもいいなら良かったのですが、日帰りだったこともあったのでお昼の温泉満喫といったところでした。
途中、日差しが暑くなってきたので、をかぶって入浴してました。
はたから見ると異様な光景でおもしろかったですね。笠は雨や雪をよけるために置いてあるようです。
温泉からあがると、お馴染みの牛乳を飲んで、名物の「あげ温玉」なるものを食べました。
温泉玉子を揚げたやつです。
コロモに塩味が効いてておいしかったですね。
噛んだときに中身が飛び出して、指をちょっと火傷してしまいましたが。

それから温泉をあとにした我々は、昼食を食べるところを求めて移動しました。
探すのは地元の名物である「ほうとう鍋」のお店。そして次の目的地にあげていた「昇仙峡」の方を目指しました。
ここで、どんどんフルーツ公園から離れて山を降りてしまい、肝心の桃を購入するのに失敗してしまいました。
これは非常に残念なことです。
途中、JAの直売店に立ち寄って試食をさせてもらいましたが、桃の値段が結構高めだったので、購入は諦めました。
とりあえず昼食は「ほうとう鍋」。
これはうどんによく似ていて、麺に少し塩見が効いていました。汁が味噌で、しいたけやカボチャなどの野菜が入ってます。
味が微妙だと感じたのは、そのお店が「ほうとう鍋」専門の店じゃなかったからでしょう。
何か普通のうどん・そばの店に入ってしまったようです。
店のおばちゃんに「ほうとう」の意味を聞いても、わからないと言われてしまいましたから。おぉ。

さて腹ごしらえをしてから、甲府市内を通り抜け、昇仙峡に向かいました。
そこは渓谷で、岩山の地肌の見え方なんかが、中国の仙人の住んでいるところのようで奇麗だという話でした。
実際、車で近くまで昇って行き、グリーンラインという道を進むとすごくカッコイイ岩が時々見えました。
そして静観橋というところで車を降り、仙娥滝という滝を歩いて観に行きました。

仙娥滝

滝はすごいですね。
小さくても自然の力強さを感じます。しぶきが空気中に散乱していて、涼しくて気持ちよかったです。
橋の周りにあったお土産屋さん等には、水晶がたくさん置いてありました。
水晶ってこんなに採れるのかと思うほどあります。ドデカイやつも奉られてて、これまた自然のすごさを感じます。
なかなか観光チックなこともできましたが、この橋の近くの駐車場はお店のものなので、お土産を買わなければお金を取られてしまいます。
おばちゃんが見張ってるので、注意しましょう。
あと滝までは、川沿いに歩行者用道路と遊歩道がありますので、じっくり歩いて満喫したい方はそちらを利用すると良いでしょう。
岩もいっぱい見れそうです。
それにしても、渓谷に来るとすごくデートで来てみたいなと思うのは私だけでしょうか。
何故に私はいつも渓谷で友情の確認をしてしまうのでしょう。

そんなこんなで、二つの目的を果たした我々は早くも帰路につくのでした。
ちょうどこの日は予報では天気が悪く、帰りとうとう土砂降りになってしまいました。
高速あぶなーい。
本当にお昼から温泉入ったのは正解でしたね。私は晴れ男です。
スタート地点東京に帰ったら普通に20時ぐらいだったかな。
最後、車を置いて入った居酒屋は失敗でしたが、なかなか日帰りでも旅を楽しむことができました。
こんな週末もいいもんですね。
土日使って一泊すれば、もっと遠出もできるし、楽しめると思います。電車を使ってもいいでしょう。
東京は交通の便が良いだけに、いろいろ楽しむ手段があるのかもしれませんねー。
私は今度8月に、うんと遠出する企画があります。
ちゃくちゃくと準備が進んでいて(準備してもらっていて)、こりゃもう何気に8月は忙しいです。
人生もっと楽しもうと思う今日この頃でした。
(おわり)

水晶さま

水晶デカっ!!

テーマ:日帰りお出かけ - ジャンル:旅行

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百八星の一つ、天速星・陽音涯(ようおんがい)。
“LZP”教育部隊隊長。かつ芸術部隊所属。
性格はジャックナイフのようにクール。あまのじゃくなところがあるが、それは自分は他人とは違うという個性の追求、自己主張である。
自分の考えをしっかり持っているため、コミュニケーション下手と言いながらも人の上に立てる素質を持っている。

出身は讃岐国。
幼い頃から音楽の道を志しており、成人して上京し、ビジネススクールへ入学する。
そこで「及日青」らと同門となり、「省福貞」とは共に音楽活動を始める。
しかし音楽性の違いから活動は軌道に乗らず、すぐに解散の道をたどる。
ビジネススクール卒業後は実力主義が売りの卸問屋組織に参加する。
江戸に上る予定であったが、故郷の讃岐支部配属となり、そこで人事の職に就く。
主にニートや盗賊に落ちぶれた人々を捕まえて、組織のメンバーへと教育することを得意としていた。
四国全土を統括する人事のリーダーとなり、妻帯しすっかり落ち着いた生活をしていた頃、中国四国行脚をしていた及日青と再会する。
当時“LZP”首領となり不安で心細い日々を送っていた及日青が、自分の後任の教育部門長に就いてほしいと懇願するが、この時は断わってしまう。
しかし諦めきれない音楽の道に進むことと、江戸や米国のような都会で一旗あげたいという思いから、その後組織を抜けて一人世界を放浪する。
そしてやがて江戸へ訪れた時ついに“LZP”の門を叩き、そのまま組織の一員となった。

それまで“LZP”では人事部隊から派生した形で教育部門が置かれていたが、彼が隊長となって教育部隊が独立した。
主に前職の能力を活かし、“LZP”へ入門することが決まった者に対する横断的な教育を担当している。
一方で芸術部隊にも所属し、音楽の活動を通して“LZP”のエンターテインメントな活動に貢献している。
根は明るいが、基本的には団体行動よりも個人での孤独な活動を好むようで、こんなあだ名がついた。

※己志水滸伝とは、n.gondorffの妄想による友人・知人紹介である。
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最近、道行く美女と目が合うことが多い気がする。
ついに私もモテ期に入ったのであろうか。確かにここ数年、脂がのってきたと思う。
でも何てことは無い。よくよく考えれば、私の方がいろんな美女に目が行ってるから、目が合うことが多いと感じるだけである。確立の問題なのだ。
私が街で美女を凝視しなければ、あ、目が合った!とも感じないのだ。
そして脂がのってきたのは、おっさん化と生活習慣病である。

発想の転換というのは大事ですね。
私はここ最近、異常なほど無力感に襲われています。
仕事という現実、過去、そして年齢がどんどん重なっていくという思い、いろんなことが脳裏をよぎるので、これから果たしてもっと楽しいことがやってくるだろうかと、不安さえ感じます。
何よりこう考えてしまうのは、以前紹介した「北方水滸伝」の影響だと思います。
この物語に登場する豪傑達は、を持って行動し、叛乱を企てるのです。
もちろん全員が最初から崇高な志を持っているわけではなく、多かれ少なかれ国や置かれている環境に不満をもっており、それが人物との出会いやキッカケを経て、梁山泊の「替天行道」の旗の下に加わるのです。
そんな彼らの熱い思いや活躍ぶりを毎日のように読んでいると、私もいつかこう、水を得た魚のように爆発できる秋(とき)が来るのだろうか、(いや来ないかもしれない)と思ってしまうのです。

しかしもしも私の元に魯智深が訪れたとき、こいつを梁山泊の同士に加えたいと思わせるためには、人間としての魅力をもっとつけておかなければならないと思います。
私はそういった観点から、自分自身の生き方のことをもっと考えたいと思い、ここに「哲学」の入門書を手に取りました。
白取春彦著「哲学しようよ!」は、じつに気軽に読める本でした。
カントはどう考えたか、プラトンはどう考えたか、なんてことも身近なテーマを使ってさらりと書いてくれています。
まず問題があって、それを少し自分で考えてみる。
そのあとに誰かさんが答え(ある哲学者の考えなど)を述べてくれる形式です。
「哲学」っていうのは考え方の学問なので、枠にとらわれず幅広いことを考えた学者達がいます。そしてこの本のレベルなら何の予備知識もなく入れます。
これまた以前「本読み」で紹介しました、「99・9%は仮説」と同じように、頭をやわらかくする本、物事をいろんな角度で考えるキッカケになる本として読めると思います。
仮説が満載の本です。

そういえば私が最初哲学というものに興味を持ったのは、中学生時代ですね。
その頃から私は歴史好きだったのですが、どういうわけか化学にも興味があり、「原子・分子の発明発見物語」といった本(シリーズが結構ある)を読んだりしていました。
で、古代ギリシア時代などは、当然原子や分子を見つける科学力がまだ無いので、「あらゆる物質が木・火・土・金・水などで構成されている」みたいな考え方はすべて仮説であり、「哲学」だったんですね。
デモクリトスは科学者ではなく、哲学者なのです。
そもそも歴史好きのキッカケが「偉人好き」の私は、こういったところで哲学に興味を持っていました。

この本に話を戻しますと、もちろん問題は原子・分子の話ではなく、副題にあるような恋、美、エロ、孤独みたいな、我々が身近に感じていることについての、哲学者の「考え方」のいろいろ。
おもしろい話を一つだけ紹介すると、「ヒマ」を感じるのは人間だけなんだそうです。
「時間」っていうのは人が創り出した概念で、始まりと終わりがあるから何もしていない時間を「ヒマ」と感じるんですって。
で、時間に始まりと終わりがあるのは実はキリスト教的な考え方なんだそうです。
確かに輪廻転生を信じていれば、終わりは無いですから。
なるほど、いろんな考え方に触れることで、頭をやわらかくすることができると思います。
ヒマ潰しで読める本ですが、意外と頭を働かせることにもなります。
「哲学」は面白いですね。
小説家、画家、漫画家、音楽家、映画監督といったアーティストなんかも、みんな哲学を持っています。
だから面白いんでしょうね。
好きなアーティストについては、ぜひその人の持つ哲学を吸収して欲しいですね。
最近私が多用してしまった「リアルよりリアリティ」という甲本ヒロトの言葉も、いろんなことがこの言葉で片付いてしまうように感じてきました。
逆にもっと頭を柔軟にして、語彙力も付けないとダメですね。
哲学一つ一つは言い換えると「こだわり」なので、固いものかもしれません。
実に奥が深い。
そんな哲学についての本ということで、一読をオススメします。
(おわり)

哲学しようよ!―恋も美もエロも孤独も、アタマに汗して考えよう 哲学しようよ!―恋も美もエロも孤独も、アタマに汗して考えよう
白取 春彦 (2004/02)
すばる舎
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n.gondorff
  • Author: n.gondorff
  • もとは西国出身。
    現在江戸に下宿。
    2006年より「己志」の執筆に取り掛かる。
    ご意見・ご感想はこちら
    【bluegondorff@hotmail.co.jp】
    までどうぞ。

    ※上の絵について紹介している記事はこちら

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