己志

私(n.gondorff)が本や映画などの作品にふれて感じたこと。イベントなどのレポート。時には創作劇“己志水滸伝”をお届けします。

北海道旅行1日目。
昼食後ホテルにチェックインした我々は、夜の宴会まで自由時間でした。約5時間の自由行動。
しかしホテルの部屋に入ったとたん、くつろいでしまうのが人の性です。
何かTVでローカルの番組でもやってないかなとか思ってしまうし。
おまけに外は北海道の寒さ。チェックインするまで社員がなかなか集合しなかったせいもあり、動き出すのが少々遅くなりました。

同期三人でようやく動き出して、向かった先は小樽でした。
2日目はグループに分かれてバスツアーだったのですが、三人とも小樽ツアーでは無かったのでこの時間を狙って移動しました。
しかし思った以上に時間が無かったなぁ。
何か札幌駅でお土産を物色したり、日本ハムファイターズの優勝旗が展示されてたもんで、それを携帯でパシャパシャ撮ったりしてて。
小樽まで片道が電車で45分ほど。
とりあえずすごかったのは、電車から見た海(石狩湾)。恐ろしいほど荒れていて、波しぶきが電車にかかるかと思いましたよ。
着いた頃にはずいぶん暗くなってました。

手宮線跡地

さて、夜の飲み会までに札幌へ戻る時間を考えると、滞在時間がほとんど無し。とりあえず小樽運河へ向かいました。

すんごく寒いけど、キレイでしたね。
運河沿いにあるレンガの建物といい、小樽は街並みを楽しむところなのでしょう、うん。
さて、帰るか。
よく考えたら、ビックリするぐらい滞在時間短かったです。
ほんとに片道にかける時間の方が長かったのでは?
写真撮ったりして、何か一瞬、卒業旅行っぽい女の子のグループと中途半端な交流があったりして、とんぼ帰りしました。

小樽運河

帰りに小樽の商店街を歩いてる時、榎本武揚のことがいたるところに書いてありました。小樽とそれほど縁のある人物だったとは知らず、ちょうど「新選組!」のDVDを観ていたのもタイムリーで良かったです。
もっとゆっくり小樽を散策できなかったのが残念ですが。

夜は社員で飲み会。場所はサッポロファクトリーにある「ビアケラー札幌開拓使」というところでした。
いやぁ、ビールがうまい。
私の初めての社員旅行1日目もこうして社員の交流を深めまして、社長のありがたい話なども聞きまして、無事に一日を終えることができました。
今回宿泊したのは札幌のでっかい京王プラザホテルだったのですが、本音を言うともっと「旅館」みたいなところが良かったのですがね。
社員旅行とかいうと、温泉があって、夜は座敷で宴会というのを想像してましたので。
まぁホテルは快適に過ごせたのでぜんぜん良かったですが。
1日目はこれにて。
(つづく)
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11月23日〜25日、北海道旅行へ行って参りました。
初めての北海道、そして待ちに待った社員旅行です。
事前情報で北海道で雪が降ってるとか、旅行の日は暴風だとか言われていたので、少々不安もありました。
私は高所恐怖症なので、飛行機があんまり得意じゃないのです。
でも何とか無事に旅行を楽しんで、こうして帰って参りました。
今回は旅行前日〜1日目前半までを振り返りたいと思います。

旅行前日、当然仕事でした。
仕事の方は当たり前につまらなかったのですが、朝から残念な事態が起きました。
同期が一人、風邪のために旅行に参加できなくなったのです。
たぶん北海道の「うまいもん」を誰よりも楽しみにしていたであろうに、残念で仕方ありません。
私の同期は四人だけなのですが、残念ながら三人で行動することになりました。
さてその日はいつも以上に仕事に身が入らず、まぁ残業もほんの少しだけで帰宅できました。私はギリギリまで準備をしないタイプなので、帰ってから旅行の仕度をしました。
当日は羽田空港に朝8時集合という私達にはハードなスケジュールだったので、遠くに住んでいる同期の一人はウチに泊まりに来ました。
これがまた仕事が忙しかったようで、夜中の2時ぐらいにウチにくる始末で。
ウチで「るるぶ」を読んでテンション上がってるし。
早く寝ろって。
まぁそんなんで前日から大変。
朝にはもう一人の同期もウチに来て、三人そろってタクシーで羽田へ行きました。いざ北海道へ!

新千歳空港

新千歳空港に到着し、札幌に着いたのは11時半ぐらい。
移動中に外の景色が真っ白になり、雪の降らない町に育った私にはもうすごくワクワクする光景。
昼食は別行動だったので、第一の目的であった「いくら丼」を目指し、二条市場へ移動しました。
外を歩くとやっぱり寒くて、道路も溶けた雪がいっぱいあるので、私の靴ではスベりまくりで危険でした。
やはり甘く見ていた北海道。
私達が行ったお店は、るるぶに載っていた「近藤昇商店」です。「うに・いくら丼」を食べました。
私は実はウニが嫌いでした。
初めて回転寿司で食べたときは、体育館シューズの味だと思いました。そして「初めてブルーハーツと出会った時ぐらいの衝撃だ」とコメントしました。
でも、学生の頃に北陸旅行へ行ったとき、友人達がうまそうに食べていたのをうらやましく思っていました。
やはり新鮮なやつはうまいのではないかと。
そこであらためて挑戦したウニ。
うまかったですね。あの臭味のようなのがなくて。少し苦いかなというのがうまいのかもしれません。本当に不思議なもんです。
それからイクラは大好きでしたので、ここで食べたイクラもまた最高でした。一つお箸でつまんだ時、ハジけてしまいましたから。
口に入れた瞬間にハジけるのが最高。これや!
そういえば大学時代はうまいもん食ったとき、「これや!」ってみんなで言ってましたね。東京に来てコテコテ関西人の生活を忘れてました。
何か黙々と食べてしまいましたよ。

うにいくら丼

そんなんで満腹になった私達は、13時半集合だったホテルに向かいました。ちょっと遅れ気味で。
ふふふ、2時間だけの自由時間に市場へ行くという荒業はどうやら大成功でした。
これも事前購入した「るるぶ」のおかげです。
旅行はやっぱりお金がかかりますが、ケチったら楽しくなくなりますね。
無計画な旅行をして、あとでもったいないことしたなってことはよくあります。
私も大学の終わり頃までほとんど旅行なんてしたこと無かったのですが、最後の方には結構行きまくりでした。
旅行のガイド本というのは、そのとき限りなのでケチりたいところですが、これがあると旅行の内容はより充実しますよね。プラス、本を見てあれこれ計画を立てるという楽しみも増えます。
これは立ち読みとかネットで調べるのより、はるかに楽しいと思いますよ。友達と見たりできるし。
今回は社員旅行でしたが、私は自由時間をどれだけ有効に使うかが勝負だと思っていました。
今やっぱり卒業旅行のシーズンですよね。
もしどこかへ行かれる方は、ぜひともプランを立てる楽しみも味わって下さい。そうすれば、旅行を2倍も3倍も楽しくできます。

さてさて、今回は話が脱線しまくったのでもう終わります。
ホテルに着いてチェックインをした私達を待っていたのは、「何か動きたくないな」という旅行によくある病気でした。
ベッドで横になり、テレビを見る三人。
果たして、自由行動を満喫できるのか。
(つづく)

るるぶ札幌小樽 (’07) るるぶ札幌小樽 (’07)
(2006/05)
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私の部屋にはどういうわけか土方歳三ポスターが貼ってあります
今回紹介するのは、映画ではなくDVD。
2004年のNHK大河ドラマ「新選組!」の続編です。今年の正月に放送されていたものですね。
主人公は山本耕史さん演じる土方歳三。
正月遊んでて見れなかったので、DVDを借りてみました。

ところで私はいよいよ明後日23日より、社員旅行で北海道に行ってまいります。
予報ではとんでもなく寒いようですが、いったいどうなることやら。
私が北海道で行ってみたいところといえばやはり函館の五稜郭ですね。
土方歳三、そして新撰組終焉の地。
今回の旅行は札幌のホテルに宿泊で、自由時間も少ないため函館まで行く余裕が無いので残念です。

さて新撰組というと、やはり大河を観てからハマりました。
私はその頃京都の大学に通っていたので、壬生寺にも行きました。
それまで新撰組のことはよく知らなかったのですが、大島渚監督の映画「御法度」を誤って観たことがありました。
あれはちょっと理解に苦しみましたね。ホモ映画じゃんって感じで。
それで京都にある「霊山歴史館」というところに行った際、土方ミニポスターを購入したのです。
それからちょうど大河ドラマが始まったぐらいに、三船敏郎主演の新撰組の映画を観ました。
私はずっと芹沢鴨という人間が気になっていて、三國連太郎さんの役はすごく味があると思いました。
もちろん「新選組!」の佐藤浩市もかなりシブかった。おかげで結構芹沢先生が好きです。
佐藤浩市の芹沢は三國連太郎を意識してるんだろうなと思ってたのですが、すみません、今Wikipediaを見て、二人が親子だと知りました。似てるわけだ!何て無知な私。申し訳ない。

また話が脱線してますが、それから司馬遼太郎の「新撰組血風録」に「燃えよ剣」も読み、私はすっかり新撰組にハマってました。
血風録の方を読んでようやく「御法度」のおもしろさにも気付いた感があります。
それから新撰組の食頑も集めてましたね。あのフィギュアがなかなか良くできていて、「霊山歴史館」でも飾ってましたからね。コンビニで発売する前に。
最近まで私も部屋に飾ってたのですが、ちょっとホコリまみれになったので今はビニール袋に封印しました。
私はちょうど2004年に東京に出てきて、友人が近くに住んでいた高幡不動にも行きました。
そんなわけで土方歳三はやっぱり新撰組の主役ではないかと思っています。
何となく、私は新撰組隊士のたどった道を逆に行っているような気がしていたので、ぜひ五稜郭にも行きたかったのですがね。
どうでもいいけど、私は高幡不動の前の御茶屋にあった、ドラマの新選組隊士を描いた顔出しパネルで写真を撮りました。私が近藤です。
そしてよく忘れるんですが、霊山歴史館でも新撰組のコスプレをして写真を撮っていました。
なかなかミーハーやなと、アルバムを見るたび恥ずかしくなります。

さてさて、前置きがすごく長くなってしまいましたが、大河ドラマ「新選組!」は香取慎吾演じる近藤勇が処刑されるところで終わります。
残された土方歳三と新撰組隊士は、戊辰戦争を戦い、やがて榎本武揚らと合流して五稜郭に行き着くのです。
この正月ドラマはその五稜郭での、土方と榎本が最後に心を通い合わせるまでを描いているといえます。
本当に最期の一日の話なので、特に大きな展開を望む人には物足りないかもしれませんが、いやいや、山本耕史の最期の姿はぜひ観ておいて欲しいと思います。
私と同様に、その後の土方歳三をまだ見ていない方は、要チェックです。
(おわり)

新選組!! 土方歳三最期の一日 新選組!! 土方歳三最期の一日
山本耕史 (2006/04/21)
ジェネオン エンタテインメント
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百八星の一つ、天猛星・隆大眉(りゅうだいび)。
“LZP”第1技術部隊隊長。OJT総括。“LZP四将”の一人。
性格は豪胆でマイペース。子分肌だが、大役を任せられると力を発揮する一面もある。

出身は近江国。
幼い頃は両親が共働きで、おばあちゃん子だった。次第にグレはじめ、豪胆な性格から悪童として地元を騒がせた。
大きな事件を起こして罪を咎められたこともあり、腹部には切腹の傷跡がある。これは未遂に終わった。
やがて更生し、技術を磨くために大坂へ移った。
成人してから江戸へ上り、「及日青」らと出会う。そして“LZP”へ入門することとなる。

“LZP”に入門してからも、その性格から、組織の手に余る存在であった。
やがて技術部隊隊長となってから最初の大きな戦いは、“労働応用党”との戦いである。
その戦いでも最初は総司令官の命令を聞かず、部隊ごと撤退させられる事態になりかけた。
同期で第2部隊の「過上幸」が共に戦うが、過上幸は倒れて早々に戦線離脱してしまう。変わって第3部隊の及日青が駆けつけ、共に1年以上に渡る長期戦をやり遂げた。
その後は戦功を重ね、OJT(On the Job Traning)総括という役職を得た。
依然として仕事に不満を持つものの多い“LZP”の新人を、現場で支えるという重要な役目である。

豪胆な特徴をあらわしている太い眉毛から、このあだ名で呼ばれるようになった。
子分肌なところが、いくつも問題を起こしても憎まれない理由であろう。
部下達は彼の人間臭いところに惹かれている。

※己志水滸伝とは、n.gondorffの妄想による友人・知人紹介である。 このページのトップへ
百八星の一つ、天英星・新電童(しんでんどう)。
“LZP”第3・第5技術部隊兼任隊長。“LZP四将”の一人。
性格は少しわがままで子供っぽい。だが好きなことには努力を惜しまないタイプ。

出身は駿河国。
成人まで技術者の虎の穴といわれる“3技”で特訓を受けていた。
一通りの技術を学び終えたあと、江戸へ上る。
先に江戸行きを決めていた友人「病我松」と合流するが、やはり働くことへの不満がうずまく街で、やがて二人して堕落しようとしていた。
そんなときに「及日青」「暗慶朴」らと出会い、再び技術を磨くことを決意する。“LZP”への入門である。
この時勢もあり、入門してからはオニのように働いた。のちに第5技術部隊の隊長となるが、第3技術部隊長だった及日青が首領になったため、二つの部隊を率いることになる。

特に技術のみならず、新しいものや家電などが好きで、こんなあだ名がついた。自動車好きなことも有名。
多趣味なためか、お金がかかる。ついには株にも手を出す。
しかしそれはそれでビジネスにも関心を持つようになり、好きなことへの追求には際限が無い。
外に目を向けることで、次第に“LZP”からの離反を考えるようになった。

※己志水滸伝とは、n.gondorffの妄想による友人・知人紹介である。 このページのトップへ
今日、昼間にテレビ東京で「陽はまた昇る」が放映されていました。
観るしかないじゃないですか。
もちろん泣きました。

ストーリーはVHSの開発物語です。主演は大好きな西田敏行
プロジェクトXの映画版みたいなもんでしょうか。
とにかく技術者・モノ作りの大変さと素晴らしさを感じることのできる作品です。
そこにあるヒューマンドラマは純粋で美しいと思うわけです。
渡辺謙も緒形直人もすごく良かった。
私も技術者のハシクレなので、大変共感することができました。まぁ私の場合はまだまだこれからでしょうが。

昨日、偶然にもスーパーで大学時代の知人に出会いました。
彼も私と同じ業界に進んだのですが、私と違い情報系の学部で、すごくデキる人物でした。
そんな彼は私よりも大きな会社に就職していますが、やはり自分のやりたい仕事とは違うようなのです。
彼の場合は、開発で技術を身に付けたいというのに、企画や管理といった仕事が多いみたいで。おまけに忙しいみたいで。
私の場合とはちょっと違うのですが、なかなか仕事のマッチングとは難しいようですね。
・・・まぁ私の仕事の話はそのうち書くとして。

昨日は友人と鍋パーティーだったんですが、あ、違った。
映画の話ですが、まぁぜひ観て欲しいとしか言いようがありませんね。
特に技術者の方に観てもらえれば、共感を得ること間違いなし。西田敏行は事業部長の役ですので、管理職の方でも共感できるのではないでしょうか。
西田敏行演じる主人公は、家庭用VTRの企画をVHSにしようと奮闘するのですが、それに反対する通産省の役人とやりあうシーンがあります。
その時、「お客様のため」とかいうキレイ言はいい、「ウチの社員のため」に譲れないんだ!というようなことを言って怒鳴ります。
私はこんな上司がいればどんなにステキだろうと、この映画を観てますます西田さんのファンになってしまいました。
もちろんVHSの開発の前提には「お客様のため」ということがあるのですが、確かにこのプロジェクトは会社の目を盗んで秘密で行なったり、強引なこともしています。ただ大きな組織の中に、こんな上司がいてもいいのではないかという気持ちは押さえられないものです。

私は大阪人だからか、経営学部出身だから、Panasonicびいきな上に松下幸之助という人はすごく特別な存在だとどこかで思っています。この映画にもキーマンとして登場され、おぉっ!と思いました。
この辺のやりとりも面白いので、ご覧になる方は注目して頂きたいと思います。
今日はこんなところで。
(おわり)
陽はまた昇る / 西田敏行


どーも、n.gondorffです。
ところで、私は大河ドラマが好きなので西田敏行が好きだと以前にも書いた気がします。
昨日のスマステーションでは西田敏行がゲストだとTVガイドに書いてたのですが、残念ながら見れませんでした。見たかったなぁ〜。
鍋パーティーだったのと、「たけしの教育白書」の方を録画しましたので。まぁ教育については誰もが関心の高いことですので、機会があれば言及したいと思います。何より6時間もあるので、いつ見終わるか。

そしてこれを書いてて思い出したのですが、西田敏行の「植村直己物語」も観たかったということを忘れていました。この前何かの番組で特集してましたね。
今日ツタヤの半額クーポン使えたのに、ミスりました。
私の本名も読み方は違いますが「直己」なので、すごく親近感があるのですよ。
まぁ世の中いろんな廻り合わせみたいなもんがありますが、このブログを何かのきっかけで目にした方も、縁だと思ってくださいな。
(これで終わり)

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

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久しぶりのザ・ムービーは、「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」です。
OVA作品なのでザ・ムービーとしては番外編となりますか。
これは東京のローカル局、「TOKYO MXテレビ」で放送されているのを見ました。昨日、最終回でした。(全6話)
で、感想ですが、5話で半泣きになりました。昨日もほんとにずっと泣きそうでした。やっぱり戦争からは何も生まれないですね。

話を脱線すると、私は幼い頃からガンダムは好きでした。
でも純粋なガンダム好きとは違います・・・。
何といっても「SDガンダム」世代ですから。
カードダスにガシャポンにBB戦士。小学生の頃は完全なコミックボンボン派でした。
そんな私が当時まともに本編を見たガンダムは、「ファーストガンダム」の映画3部作と「逆襲のシャア」。もう記憶にないけど「ZZ」の再放送のみ。
もう少し大人になってから改めてファーストを見直したりしました。
そんな私は、ガンダムの本編を知らずにモビルスーツやキャラクターだけをいっぱい知っているような状態でした。今もそんな感じです。

そんでこの歳になって、0080がテレビで放送されてるので見てみようと思ったのです。
(もう一つ脱線すると、TOKYO MXでは0080の前に「ドラゴンボールZ」もやってます。先週悟空が死にました。そして月曜には「あしたのジョー2」が!今ジョーが力石の亡霊にとりつかれて、テンプルを打てない状況です。どうしましょう。何でアニメばっか見てるんやろ・・・。)
話を戻して、まぁそんな私ですから、アレックスやらケンプファーだけ知っているもんで、おぉかっちょいいとか思って観てました。
主人公のアルがちょっと憎たらしくて、それでいて最後はすごく可哀相で。
彼がその後どんな人生を歩んだのか、すごく気になるところですね。

ガンダムっていうとかなり聖域っぽいですが、こんな邪道な見方しかしていない私でも、それなりに思うところはあるので今回言及しました。
実は「Zガンダム」もTV版を観ていません。だからあえて映画版を観ることにしました。(3作目をまだ観てないので、近々観たいと思います。)
「ポケットの中の戦争」も1989年に作られたということなので、私が小学生の頃です。Zはさらに昔です。
で、思うのは、私が昔感動してハマった「新世紀エヴァンゲリオン」でやってたことは、もっともっと昔の作品ですでに全部やってたことなのだなということです。

その辺のことが詳しい人には当たり前のことなのかも知れないけど。(エヴァは引用・オマージュのオンパレードですから。)
私が思うに、原点を観るということはすごく発見の喜びを味わえます。それはアニメだけじゃなく、映画でも音楽でもそうだと思います。
あるアーティストの作品を好きになった。そのアーティストが影響を受けたという作品を観た(聴いた)。
そこにはオリジナルがどうとかいうよりも、そのアーティストと同じ感動を自分も味わえたという喜びや、古いはずのその作品から後生のアーティストの断片を感じるという、そんな発見を得ることの方が大きいと思うのです。
だから古典と呼ばれるものに、私達はいつまでたっても感動させられるのでしょう。
ちょっと今回は「GiGS 12月号」のヒロトとマーシーのインタビューから影響されてしまいましたかね。ジャンルむちゃくちゃで、わからない人にはわからない話ばっかりですみません。
0080はまだ観てないガンダム好きの方はもちろん、ストーリーを重視する人にこそ観て頂きたい作品です。
(おわり)

機動戦士ガンダム 0080 ポケットの中の戦争 vol.1 機動戦士ガンダム 0080 ポケットの中の戦争 vol.1
美樹本晴彦、大河原邦男 他 (1999/12/18)
バンダイビジュアル
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百八星の一つ、天暗星・錯誠子(さくせいし)。
“LZP”の医療部隊隊長。
性格は控えめでネガティブ。優柔不断だが、誰とでも分け隔てなく接するので親しまれている。

古都平城京に近い、生駒山中で育った。
なかなかの苦労人で、都のビジネススクールでは落第生だった。
“撞残泊”に加入することで「及日青」らと出会う。
組織の分裂後も、残党を率いて次の世代への橋渡しをやってのけた。
その後は地元で武器商人として働くが、根が温厚なためにうまくいかなかった。
そこで進路を変更し、文系から理系へと転身。医療の世界へ足を踏み入れる。
メディカルスクールの学費を稼ぐために工場労働者も経験する。
そしてメディカルスクールでも何度か落第の危機に面する。
無事に卒業後は療法士として活動。
しかし長年の苦労が祟ったためか、あるとき自身が体を壊してしまう。
そんなときに手を差し伸べたのが“LZP”であった。
その性格から入門を拒み続けていたが、撞残泊の仲間が“LZP”へ集結する中で江戸行きを決めた。

普段ネガティブなのに、時々根拠の無い自信を見せることがあり、「錯」という愛称で呼ばれていた。
療法士という肩書きから、「先生」であるにも関わらず、周囲は対等に接してくる。そこが良いところなのだろう。
“LZP”で役職に就いてからは、責任を持って自分の仕事をこなしている。
当然、医療部隊は“LZP”のメンバーだけでなく、その家族の面倒も見ている。
巨大勢力が独立性を維持するために不可欠な存在である。

※己志水滸伝とは、n.gondorffの妄想による友人・知人紹介である。 このページのトップへ
今回は歴史小説、北方謙三「絶海にあらず」(中央公論社)を紹介します。
主人公は海賊として有名な藤原純友です。
まずはこの小説を読むことになったキッカケから。

私は西国の出身だもんで、東京に来てから文化の違いというものを意識するようになったんですね。
やっぱり関西人というのは、珍しい人には珍しいようで。
出身の違うものが集まれば、何かとお国自慢のような話題になってしまう。
東北出身のお友達と付き合ってたこともあり、日本の東西文化に興味が涌きました。
そんな時に読んだ本が、網野善彦著「東と西の語る日本の歴史」でした。
日本は東西でかなり文化が異質なものであるということを述べている本です。
そちらの内容は置いといて、その中の一部で出てきたのが平将門の乱と藤原純友の乱。
これは平安中期に起こった、武士の興りのキッカケになったとも言える重大な事件ですね。
で、それは当然知ってたのですが、そこにあった藤原純友の記述が目に止まりました。
伊予掾(いよのじょう)として海賊の取り締まりにあたったが、逆に海賊になって叛乱を起こしたというのです。
そうだったの?
やっぱり将門の方は有名でよく知っていたのですが、純友の方はまったく知らなかったんです。藤原氏なのだろうとは思ってたけど。
そこから一気に純友という人物に興味を持ちました。

しかし調べてみても、あまり藤原純友の資料というのは残っていないようですね。
そこで知ったのが、この北方謙三が書いた小説「絶海にあらず」でした。
北方謙三は何でもハードボイルド作家ということで、他の歴史小説作家とは異質なのかもしれませんが、この機会に一つ作品を読んでおくかと思いました。
藤原純友がどんな生き方をしたのか、作家の想像かもしれないけど、イメージするにはやっぱり歴史小説がいいと思いました。
読んでみると、最初の方で既にちょっとおかしかったですね。
純友は公家だったが、筋骨隆々だったみたいな。
それに何か、男同士というのは言葉をあまり交わさなくても相手の器量を計ったり、意思の疎通ができるみたいな感じとか。
まぁそういうちょっと笑ってしまうような描写を除いても、非常におもしろい作品でした。

叛乱というと、武器や兵を集めてどこかを襲撃する「挙兵」が思い浮かびます。つまり何となく、勢いまかせのような。
実際、純友も大宰府を襲撃したらしいので、そうなんだろうと思いました。
しかしこの純友は違いました。
伊予で確固とした地盤を築くのです。
そして自ら船を操る水師となります。貿易のようなことも始めます。
それから次第に、都の権力である「藤原忠平」に反抗していくのです。
小説は上下巻から成りますが、戦闘は下巻の後半になってようやく始まる感じでした。
つまりほとんどは準備なんです。
そしていつ叛乱が始まったのかがわかりづらい。
首謀者が純友だとわかるのもそれほど重大ではなく、薄々バレている。
さらに言えば、将門も登場して一度対峙していたのですが、共謀という話はまったく無くて、そこに焦点は当たっていませんでした。
将門の乱は東国で起こっている内輪揉めのような扱いです。
さて、戦闘自体は少ないのですが、やはり忠平に対する叛乱というのはもうずっと前から始まっていたのだということが、純友も、読み手の私も認識するところでした。
そういう意味でこの小説はリアルだなと思います。
海賊とは行為のことであり、純友のやることは実に緻密で賢かった。
そして純友が目指そうとしていたことや、叛乱の理由がわかりやすかったので良かったと思いました。
やっぱり歴史というのは、いろんな視点から解釈できるのでおもしろいですねー。
(おわり)

絶海にあらず〈上〉 絶海にあらず〈上〉
北方 謙三 (2005/06)
中央公論新社
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今回紹介するのは、竹内薫「99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方」(光文社新書)です。
ハッキリ言っておもしろかったです。
読みたいと思っていたところを友人が貸してくれたので、通勤時に読んでました。

この本は、「飛行機はなぜ飛ぶのか?実はよくわかっていない」という話を最初に持ってきていますが、そういった事例を紹介するだけの本ではありません。
世の中「仮説(=証明できないこと)」だらけだということを紹介し、つまりは思い込み・固定観念、さらに我々が常識だと思っていることさえも「仮説」だと言っています。
そこで科学という指標が用いられていますが、これも文系・理系を問わず楽しめる内容になっているのではないかと思います。
以前「理系のための恋愛論」を紹介したときにも書きましたが、私は文系出身ですが、根は理系人間なところがあります。

ガリレオやアインシュタインの事例などを用いて展開される話もよくできていました。
相対性理論とか、科学のお話しが出てきますので、論理的な思考ができれば問題ないと思います。
この本は読者に頭をやわらかくしてほしいという作者の意図がありますが、それは結局こういうことだと思います。
相対的にものごとを見るためには、自分の中の仮説をはずして考えなければならない。
つまりは相手の立場で考えるとか、思い込みをやめる。
ただ私がボンヤリと思っていた「頭をやわらかく」っていうのは、もっと「感覚で受け入れる」的なことかと思っていたのですが、この本を読んだらいろんなことを考えずにはいられませんね。
最後の方に「実証論」とかバーチャルの話も出てきますが、もう考えるとキリがなさそうですね。
マトリックスは観てませんけど、この世はみんなバーチャルかも知れないってことですね。
それもまた仮設。

最初の方は、「科学とは」という話でもありましたが、どんどん「哲学」という分野に話は拡大していきます。
私の印象に残った部分を引用します。
「歴史も文化である以上、「裸の史実」など存在しないのです。だって、日本史の一級資料であっても、その書き手がホントのホントに事実をそのまま書き写したと検証できますか?」
これは歴史好きの私も意識しているところです。
歴史は文化だという表現が何となく心にきました。
私が歴史を愛する理由は3つにまとめられます。

1.歴史というストーリーの“壮大さ”
2.それがすべて現在まで繋がっていること
3.それが嘘や創作かもしれないというところ

やはり3が非常に重要で、嘘だとしてもおもしろいと思うのです。歴史は現在に繋がっているから。嘘だとしたら誰が考えたんだろう?
歴史というのはおもしろくて、時間が経つと伝える者がいなくなるので、事実から曲折していくと思うんです。
ところが不思議なことに、科学の進歩が歴史をくつがえすこともある。分析などによって間違いが修正され、事実に近づくんですよね。本当におもしろい。
「足利尊氏」の絵が「騎馬武者」になったのはかなりショックですが。

・・・最後に話が脱線してしまいましたが、こういった世間を疑う視点を持っている人、あるいは持っていない人どちらにもオススメできる本だと思います。SFとか漫画とか好きな人はぜひ読んで下さい。
(おわり)

99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方 99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方
竹内 薫 (2006/02/16)
光文社
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百八星の一つ、天魁星・及日青(きゅうじつせい)。
“LZP”の首領。その手腕で組織を一大勢力に築き上げる。

西国の出身。
地元の寺子屋で、「猫背小」、「裏走興」らと同門になる。
成人したのちは京の都に移り住み、起業を志してビジネススクールに通う。
そこで「道肥心」に誘われて入ったのが“撞残泊”(どうざんぱく)という集団であった。
組織に入ってからすぐに幹部となり活動を支えるが、イザコザが絶えず1年たらずで分裂してしまう。
分裂を気に、これまでの勉学の成果を活かすべく東国へ向かう。

しかし景気は回復に向かっていたとはいえ、世の中にはフリーターやニートがあふれていた時代。
ここ江戸の町に技術者集団の“LZP”があった。
その団員もやはり働くことへの不満を持つ若者が中心で、おまけに働きすぎだった。
及日青は江戸で意気投合した「隆大眉」ら5人と共に、技術を磨くために入門する。

入門当初は6人の中で期待のホープであったが、大役を任されることもなく、辛い修行の日々であった。
なぜか一人だけあんまり働いてなかったので、技術はさほど身につかなかった。
数年して教育部門の長となると、若手を中心に思想を共有し、自分の勢力を持つようになる。
それまで“LZP”の首領は世襲制であったが、首領となった「河徹師」は自分よりもリーダーとしての才覚があった及日青を推挙し、ここに及日青体制が起こる。

及日青は技術者集団という枠にとらわれず、“LZP”を多角化へ推し進めた。
外部から英雄・豪傑の名高いもの、そして旧友・知人を招き入れ、時には敵組織をも吸収し、勢力を拡大した。

性格は気分屋なところがある。
水滸伝の宋江は、人が求めた時に雨を降らせてくれるというほど温情の持ち主だったので、世間から「及時雨」と呼ばれていた。
一方で及日青は、晴れ男だったのでこのあだ名になった。
2006年に「己志」の執筆に取り掛かる。

※己志水滸伝とは、n.gondorffの妄想による友人・知人紹介である。 このページのトップへ

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n.gondorff
  • Author: n.gondorff
  • もとは西国出身。
    現在江戸に下宿。
    2006年より「己志」の執筆に取り掛かる。
    ご意見・ご感想はこちら
    【bluegondorff@hotmail.co.jp】
    までどうぞ。

    ※上の絵について紹介している記事はこちら

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